2013.05.15 のニュース
WTI続落96.04㌦ OPECの報告受け需給懸念
10日のWTI6月限は前日の96.39㌦/バーレルより続落し、終値は0.35㌦値下がりの96.04㌦に収まった。
WTIの先物相場は、7月限が96.29㌦、8月限が96.28㌦、9月限が96.03㌦、10月限が95.63㌦、11月限が95.16㌦、12月限が94.68㌦で取引を終えた。
外国為替市場でドルがユーロに対して上昇したため、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、売りが優勢となった。
また、OPECの5月石油市場月報が発表されると、1月~3月期の需要が伸び悩んでいるとの報告受けて、需給懸念が高まり売りの材料となった。
ただ、午後に入ると、週末を前に市場参加者が売り持ち高を調整し買い戻しを入れたため、相場の下げ幅を縮小した場面もあった。