2013.05.29 のニュース
WTI続落94.15ドル 金融緩和縮小で資金流入減少を警戒
24日のWTI7月限は前日の94.25ドルより小幅に続落し、終値は0.10ドル値下がりの94.15ドルに収まった。
WTIの先物相場は、8月限が94.34ドル、9月限が94.28ドル、10月限が93.98ドル、11月限が93.55ドル、12月限が93.07ドル、1月限が92.58ドルで取引を終えた。
連邦準備理事会(FRB)議長の量的金融緩和の証券購入額を今後縮小する可能性があるとした発言を投資家は警戒しており、このままでは原油市場への資金流入が先細るとの見方が相場の重石となった。
ただ、4月の耐久財受注額が発表されると、市場予想以上に伸びていたことから、原油需要の増加期待感が高まり、午後にかけて下げ渋った。