2013.06.04 のニュース
WTI反発93.61ドル ガソリン在庫が予想以上に減少
30日のWTI7月限は前日の93.13ドル/バーレルより反発し、終値は0.48ドル値上がりの93.61ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が93.80ドル、9月限が93.81ドル、10月限が93.57ドル、11月限が93.16ドル、12月限が92.68ドル、1月限が92.20ドルで取引を終えた。
朝方、1月~3月期の実質国内総生産(GDP)改定値の下方修正が発表されると。景気の先行きを警戒した売りが優勢となり、91ドル台まで下落し、4週間ぶりの安値をつけた場面もあった。
その後、エネルギー省の週間石油在庫統計が発表されると、ガソリン在庫は市場予想以上に減少していた。
これを受けて、投資家は石油製品需給が引き締まっているとの判断から買いを入れた。ただ、原油在庫が市場予想に反して増加していたため、上値は抑えられた。