日刊ニュース

2013.06.17 のニュース

WTI反発95.88ドル

12日のWTI7月限は前日の95.38ドルがより反発し、終値は0.50ドル値上がりの95.89ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が96.10ドル、9月限が96.13ドル、10月限が95.85ドル、11月限が95.49ドル、12月限が94.85ドル、1月限が94.31ドルで取引を終えた。
原油は続落していたが、金、銀などの貴金属相場の上昇に伴い、短期的な戻りを期待する買いが入った。
また、外国為替市場でドルがユーロや円などの主要通貨に対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ買いの要因ともなった。
そのため、一時96.45ドルまで上昇し、5月21日以来、約3週間ぶりの高値を付けた場面もあった。
ただ、エネルギー省が発表した週間石油在庫統計では、原油在庫が市場予想に反して前週から増加していた。
これを受けて、原油が需給緩和状態であるとして、上値が抑えられた。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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