2013.06.19 のニュース
WTI続伸97.85ドル 一時98.25ドル、約9ヵ月ぶり高値
14日のWTI7月限は前日の96.69ドル/バーレルより続伸し、終値は1.16ドル値上がりの97.85ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が98.07ドル、9月限が98.11ドル、10月限が97.82ドル、11月限が97.30ドル、12月限が96.67ドル、1月限が96.07ドルで取引を終えた。
オバマ政権は内戦が続くシリアの反体制派への武器供与を決めたことから、同国内での内戦が激化する可能性が出てきたこと、また、世界有数の産油国であるイランの大統領選が実施されることなど、中東情勢の不透明感が強く意識され、状況次第によっては原油生産や輸送に悪影響を及ぼしかねないとの見方が相場を支配した。
その結果、一時98.25ドルまで上昇し、2012年9月17日以来、約9ヵ月ぶりの高値をつけた場面もあった。