2013.06.25 のニュース
ガソリン 仕切価格改定 各社50銭下げで揃う~末端はボトム148円を維持~
ガソリン仕切価格は22日から、JX日鉱日石エネルギー、出光興産、EMGマーケティング、昭和シェル石油が50銭の各値下げを実施した。仕切価格の推移をみると、1日から昭和シェルが70銭値上げ、JXエネルギーが90銭(週中で20銭下げ)値上げ、出光、EMGが各据え置き、8日から各社1円値上げ、15日から各社据え置き、22日から各社50銭の値下げとなった。今回、仕切価格が値下げとなったが、街道沿いのSSでは8日からの値上げを受けて、ボトム価格148円/リットルに取り組んできており、既に148円相場が浸透している。そのため、販売業者は、ここは動かず市況維持に努めることになる。
ガソリン仕切価格は22日から、各社50銭の値下げを実施した。このところ、仕切価格は、8日から各社1円値上げ、15日から各社据え置きと一律に揃っていた。
そのため、街道沿いのSSは安値物を2円~3円底上げしながら、ボトム価格を148円/リットルに引き上げる方針で取り組んできた。
今回、ユーザー転嫁の途中で各社50銭の値下げとなったが、当初の方針通り、148円を維持する構えで市況対策を練っている。
一方、石油情報センターの週動向調査(17日)では、全国平均価格(参考値)が151円90銭と16週ぶりに値上がりとなっていただけに、今回の仕切価格値下げの影響が懸念されるところである。