2013.06.26 のニュース
WTI続落93.69ドル ドル上昇の割高感で売り
21日よりWTIは8月限。前日の95.14ドル/バーレルより続落し、終値は1.45ドル値下がりの93.69ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が93.63ドル、10月限が93.28ドル、11月限が92.74ドル、12月限が92.09ドル、1月限が91.44ドル、2月限が90.83ドルで取引を終えた。
外国為替市場でドルがユーロに対して上昇したため、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ売りの要因を強めた。
また、中国の短期金利が高水準にあるため、金融市場の混乱が続いており、それが景気に悪影響を及ぼしかねないとの警戒感から、原油需要の今後の懸念も相俟って相場を押し下げた。
そのため、一時93.12ドルまで下落し、4日以来約2週間ぶりの安値を付けた場面もあった。