2013.06.28 のニュース
WTI続伸95.32ドル 石油在庫統計控え、値動き鈍く
25日のWTI8月限は前日の95.18ドル/バーレルより小幅に続伸し、終値は0.14ドル値上がりの95.32ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、9月限が95.21ドル、10月限が94.67ドル、11月限が94.04ドル、12月限が93.36ドル、1月限が92.66ドル、2月限が91.99ドルで取引を終えた。
カナダの大手エンブリッジの関連会社が24日夜、アルバータ州での洪水により操業を停止していた石油パイプラインの一部の操業を再開したと発表した。
これを受けて、原油輸送に悪影響を及ばすとの警戒感が和らぎ、売りの要因ともなったが下値では買いが入り、僅かに反転した。
さらに、エネルギー省の26日発表の週間石油在庫統計では原油在庫の減少が見込まれていることから、控えムードが強く市場の動きは鈍かった。