2013.07.17 のニュース
WTI反落104.91ドル 利益確定売りに押される
11日のWTI8月限は前日の106.52ドル/バーレルより反落し、終値は1.61ドル値下がりの104.91ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が104.38ドル、10月限が103.01ドル、11月限が101.59ドル、12月限が100.33ドル、1月限が98.92ドル、2月限が97.64ドルで取引を終えた。
早朝の時間外取引では107.45ドルまで上昇し、2012年3月27日以来、約1年4ヵ月ぶりの高値を付ける局面となった。
ただ、取引時間中になると、このところ相場が上昇基調であったため、利益確定を目的とした売りが一気に優勢となったことから下落局面に転換した。
その後、国際エネルギー機関(IEA)が、「石油輸出国機構(OPEC)外の国々の2014年の石油供給量が2013年を上回る」との見通しを発表すると、先行きの需給に対する警戒感から、買い戻しも多少目立った。