2013.07.19 のニュース
WTI反落106.00ドル 様子見ムードの中、利益確定売り
16日のWTI8月限は前日の106.32ドル/バーレルより小幅に反落し、終値は0.32に値下がりの106.00ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が105.69ドル、10月限が104.39ドル、11月限が102.95ドル、12月限が101.55ドル、1月限が100.10ドル、2月限が98.83ドルで取引を終えた。
午後にかけて、株式相場が軟調となり、投資家は運用リスクが取りにくくなるとの見方もあって、価格変動の大きい原油を手放した。また、このところ相場上昇が続いたため、目先の利益を確定する目的の売りが優勢となった。
ただ、国内での原油需給が逼迫した状態にあるとの見解を背景にして、17日エネルギー省発表の週間石油在庫統計を見極めたいとのムードが根強かった。
そのため、市場では原油在庫が前週比で減少するとの予想が多く、相場の下値は抑えられた。