日刊ニュース

2013.07.22 のニュース

WTI反発106.48ドル 原油在庫の減少が好材料に

 17日のWTI8月限は前日の106.00ドル/バーレルより反発し、終値は0.48ドル値上がりの106.48ドルに乗せてきた。
 WTIの先物相場は、9月限が106.35ドル、10月限が105.05ドル、11月限が103.58ドル、12月限が102.15ドル、1月限が100.70ドル、2月限が99.43ドルで取引を終えた。
 週間石油在庫統計が発表されると、原油在庫が市場予想より大きく減少していた。これが好材料となり、買いが優勢となった。
 また、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「量的金融緩和の縮小について景気や物価の動向次第で柔軟に判断する」と下院で証言した。
 この議長証言を受けて「量的金融緩和の縮小時期が想定より先送りされる」との見方が一斉に広まり、これから余剰資金が原油市場に流入しやすくなるとの観測が相場を押し上げた。
 さらに、株式相場の上昇も相俟って上伸した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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