2013.08.02 のニュース
WTI続落103.08ドル FOMC控え、利益確定売り
30日のWTI9月限は前日の104.55ドル/バーレルより続落し、終値は1.47ドル値下がりの103.08ドルに収まった。
WTIの先物相場は、10月限が102.50ドル、11月限が101.52ドル、12月限が100.49ドル、1月限が99.37ドル、2月限が98.29ドル、3月限が97.39ドルで取引を終えた。
連邦準備理事会(FRB)が31日まで開催する連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、利益確定や持ち高調整を目的とした売りが優勢となった。
また、外国為替市場でドルが主要通貨に対し堅調に推移していることから、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、これが売りの要因にもなった。
さらに、エジプトを含む中東情勢が原油供給に悪影響を及ばすとの警戒感が後退し始めていることも売りの要因となった。
そのため、一時102.67ドルと9日以来、3週間ぶりの安値を付けた場面もあった。