2013.08.07 のニュース
WTI反落106.94トドル 雇用統計を受け、利益確定売り
2日のWTI9月限は前日の107.89ドルにより反落し、終値は0.95ドル値下がりの106.94ドルに収まった。
WTIの先物相場は、10月限が106.24ドル、11月限が104.76ドル、12月限が103.23ドル、1月限が101.74ドル、2月限が100.37ドル、3月限が99.25ドルで取引を終えた。
7月の雇用統計発表前の時間外取引では一時108.82ドルまで上昇し、7月19日以来の高値をつける場面となっていた。
ただ、雇用統計が発表されると、非農業部門の雇用者数は市場予想より伸びておらず低水準となった。
これを受けて、景気の勢いは鈍化傾向にあるとの見方から、原油需要の伸び悩みを懸念して売りが先行した。
また、このところ相場上昇が続いた後とあって、目先の利益を確定する目的の売りが目立った。