2013.08.09 のニュース
WTI続落105.30ドル 金融緩和早期縮小を懸念
6日のWTI9月限は前日の106.56ドル/バーレルより続落し、終値は1.26ドル値下がりの105.30ドルに収まった。
WTIの先物相場は、10月限が104.76ドル、11月限が103.47ドル、12月限が102.11ドル、1月限が100.78ドル、2月限が99.51ドル、3月限が98.44ドルで取引を終えた。
シカゴ連銀のエバンス総裁が、「9月の連邦公開市場委員会での量的緩和の縮小の可能性について排除しない」と発言した。
これを受けて、量的金融緩和政策が早期縮小となれば、投資資金が原油市場から流出するとの憶測が広がり売りを促進させた。
また、株式相場が下落し、投資家は運用リスクを避けるため、価格変動の大きい原油を手放した。