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ＷＴＩ続落１０３.４０ドル 一時１０２.２２ドル、１ヵ月ぶり安値

　８日のＷＴＩ９月限は前日の１０４.３７ﾄﾞﾙ／ﾊﾞｰﾚﾙより続落し、終値は０.９７ﾄﾞﾙ値下がりの１０３.４０ﾄﾞﾙに収まった。
　ＷＴＩの先物相場は、１０月限が１０２.８７ﾄﾞﾙ、１１月限が１０１.７５ﾄﾞﾙ、１２月限が１００.５３ﾄﾞﾙ、１月限が９９.３６ﾄﾞﾙ、２月限が９８.２３ﾄﾞﾙ、３月限が９７.２３ﾄﾞﾙで取引を終えた。
　朝方、新規失業保険申請件数が発表されると、前週に比べて増加となっているものの、市場予想ほど悪化していなかった。
　また、依然として量的金融緩和が早期に縮小するとの見方が根強く、緩和縮小が実現した場合、原油市場への資金流入が細るとの警戒感から、売りが一気に優勢となった。
　そのため、一時１０２.２２ﾄﾞﾙと、７月８日以来１ヵ月ぶりの安値をつけた場面もあった。