2013.10.08 のニュース
ガソリン仕切価格改定 1円~1円50銭の値下げ~JXは据え置きでバラツキ~
ガソリンの仕切価格は、5日から11日適用で、JXは据え置き、出光、EMGは1円/リットル、昭和シェルは1円50銭の値下げとなった。JXと他社の間でバラツキが生じている。灯油はJX、EMGの外販が1円値上げとなった。ガソリンは9月17日から連続して5週の値下がりとなっている。累計すると6円強の値下がりとなる。一連の仕切価格の値下げで末端市況は下落傾向をみせており、首都圏の街道沿いは160円が消え155円前後が中心値、安値は150円、HCなどは150円を割って145円程度となっている。下げ局面となっているが、大きく値崩れすることなく下げ止めとなっている。
ガソリンの仕切価格は、6日からJXは据え置き、他社は1円から1円50銭の値下げと差が出た。
これはJXが8月31日から据え置き、他社が2円50銭の値上げと大きな差が生じているためで、その後は連続して値下がりしている状況であり、ブランド料の引き下げもあって調整されつつあるようである。
ガソリンの仕切価格は、7~8月が値上がり、9月は一転して値下がりと流動的である。末端市況も160円相場に乗ったが、再び下落傾向となってきた。
石油情報センターの調査(30日)は平均で160円を維持しているが、仕切価格の連続値下げで再び150円台に値下がりとなる。
高値による消費節約も心配されたが、9月に入って台風が到来したこともあり、減販傾向となってきた。
前年9月販売は475万キロリットルと比較的高水準であったため、その反動も出たが、10月も初旬は天候不順で伸び悩んでいるようである。