2013.10.15 のニュース
WTI反落101.61ドル 石油在庫大幅増で急落
9日のWTIは、期近の11月物が前日比1.88ドル安の101.61ドルで取引を終えた。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計によると、原油在庫が前週比で681万バーレル増と大幅に増えたことで需給の緩みが意識され、売りが広かった。
一方、9日も米財政問題を巡る与野党協議に大きな進展はなく、米連邦政府の一部閉鎖が長引けば米経済が冷え込み、原油需要が鈍るとの懸念も強いという見方が広がった。
また、外国為替相場でドルが上昇したため、ドル建て取引の高値感が意識され売りが出た面もある。
午後発表の9月17~18日開催分の米連邦公開市場委員議事要旨の内容は驚きに乏しいとの声が多く、相場の反応は限られた。