2013.10.23 のニュース
WTI小反発100.81ドル 中国の好指標で買い
18日のNYの原油先物相場は、中国の好指標などを手掛かりに買い戻しが入り、小反発した。WTIの中心限月11月物は、前日終値比0.14ドル高の100.81ドルで終了。12月物は0.24ドル高の101.11ドルで引けた。
この日の高値近辺で取引を開始したが、中国国家統計局が発表した7~9月期の実質GDPは前年同期比7.8%増となり、3期ぶりに成長が加速したことが買いを後押しした。
また、前日に米国の政府機関閉鎖に伴う経済損失や原油在庫の急増を示す民間統計を嫌気し約3ヵ月半ぶりの安値で取引を終えた反動で、安値拾いの買いも入った模様。
ただ、寄り付き後は徐々に上げ幅を縮小。需給面の弱さに加え、米議会が来年早々に再び連邦政府の予算と債務の上限引き上げをめぐって対立する可能性があるとの警戒感から売りが強まったものの、辛うじてプラス圏を維持して引けた。