2013.10.29 のニュース
WTI反発97.11ドル 売られ過ぎで買い戻し
24日のNYMEXの原油先物相場は、下落の行き過ぎ感から買い戻され、4営業日ぶりに反発した。WTIの中心限月12月物は前日終値比0.25ドル高の97.11ドルで終了。同限月は日中、95.95ドルと、6月27日(95.35ドル)以来約4ヵ月ぶりの安値まで下げる場面もあった。
朝方は売りが先行し、マイナス圈で推移。米エネルギー情報局(EIA)が前日公表した週報(18日までの1週間)で、原油の在庫の積み上がりや米国内生産の増加が鮮明になったことが改めて売り材料視された。
ただ、堅調な米株価が地合いの悪化に歯止めを掛けたほか、最近の下落で売られ過ぎ感も浮上し、引けにかけて小幅に買い戻され、プラス圏に回復した。