日刊ニュース

2013.12.24 のニュース

WTI反発97.80ドル 米原油在庫の減少で

 18日のNYMEXの原油先物相場は、米原油在庫の減少や米量的緩和の縮小決定を受けて反発した。WTIの中心限月1月物は、前日終値比0.58ドル高の97.80ドルで終了した。2月物は0.59ドル高の98.06ドルで引けた。
 米エネルギー情報局(EIA)が午前中に発表した週報では、原油在庫が前週に続き大幅に減少したことを受け、電子取引で一時98.01ドルと約1週間ぶりの高値まで上伸する場面もあった。
 引け間際には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を受けて乱高下した。米連邦準備制度理事会(FRB)は、量的緩和を2014年から縮小することを決定した。声明発表直後には一時97ドル台前半まで下落したが、すぐ切り返し、高値圏で取引を終えた。金融政策の行方に対する不透明感が減少したほか、FOMC声明が米景気の評価を上方修正したことを好感したもようだ。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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