日刊ニュース

2014.02.21 のニュース

WTI急反発102.43ドル 4ヵ月ぶりの高値

 連休明け18日のNYMEXの原油先物相場は、ドル安・ユーロ高や石油製品の需要拡大への期待を背景に急反発した。WTIの3月物は、前週末終値比2.13ドル高の102.43ドルと中心限月ベースでは2013年10月10日以来約4ヵ月ぶりの高値で終了した。上昇は3営業日ぶり。4月物は1.97ドル高の102.10ドルで引けた。
 原油相場は朝方から堅調に推移。外為市場では対ユーロでドル安が進行し、ドル建ての原油は相対的な割安感から買いが先行した。また、米北東部などで続く寒波を背景にヒーティングオイルの需要増加への期待が根強いほか、ガソリン相場がこの日堅調に推移したことも、原油の買いを促した。
 さらに、米エネルギー情報局(EIA)が前週発表した週報で、WTI原油の受け渡し拠点クッシングの在庫が昨年11月以来の低水準まで減少したことも、引き続き相場の支援材料となった。原油相場はじりじりと上げ幅を拡大し、高値圏で終了した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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