2014.03.05 のニュース
WTI反発102.59ドル 景気指標の改善で
週末28日のNYMEXの原油先物相場は、シカゴ購買部協会景気指数などが改善、景気先行きに期待が広がったことなどから買われ、反発した。WTIの中心限月4月物は前日終値比0.19ドル高の102.59ドルで終了した。5月物は0.27ドル高の101.89ドルで取引を終えた。
2月のシカゴ景況指数や同月のミシガン大消費者景況感指数がともに市場予想を上回った。これを受けて、米景気の先行き懸念が後退し、米株価が上伸。つられて原油にも買いが入った。
また、米北部のバッケン地域でシェール・オイルの出荷が滞っているとの観測が浮上。買い材料とされた。
しかし、ウクライナ情勢が引き続き緊迫しており、原油などリスク性の高い資産への買いを手控える動きがあったようだ。