2014.03.07 のニュース
灯油在庫 145万klの低位 前年に比べ大幅な減少~製品輸出増で需給調整~
石連週報によるとガソリン在庫(1日時点)は196万キロリットルで前週に比べ8万キロリットルの減、前年に比べ16万キロリットルの減となった。2月23日~3月1日の1週間の生産は105万キロリットルで前週に比べ10万キロリットルの増、輸出が14万キロリットルで11万キロリットルの増となり、出荷は99万キロリットルと100万キロリットルに迫った。灯油在庫は145万キロリットルで前週に比べ19万キロリットルの減、前年に比べると56万キロリットルの大幅な減少となっている。在庫調整に入っており、1週間の生産は43万キロリットルで前週に比べ2万キロリットルの減、出荷は62万キロリットルとなっている。輸出はガソリンが14万キロリットル(前週が3.3万キロリットル)で11万キロリットルの増となった。灯油が21万キロリットル(20万キロリットル)、軽油が28万キロリットル(21万キロリットル)で2油種計では49万キロリットル(41万キロリットル)で50万キロリットルに近づいた。輸出増で需給が調整されている。
ガソリン、灯油の在庫は減少している。ガソリンは196万キロリットルで200万キロリットルを割った。出荷(販売)も99万キロリットルと100万キロリットルに迫っている。
灯油在庫は145万キロリットルで前週に比べて19万キロリットルの大幅減、前年に比べると56万キロリットルの大幅減少である。
特に輸出はガソリンが14万キロリットルと前週に比べて増加している。中間留分のジェット燃料、軽油計で49万キロリットルとなり、50万キロリットルに迫っている。
輸出は好調であり、1月の月間ではガソリンが27万キロリットルで前年比36%増、ジェット燃料が65万キロリットルで48%増、軽油が69万キロリットルで63%と大幅増となっている。
国内の減販を輸出増で対応しており、燃料油生産は前年比でみると増産となっている。この輸出増がいつまで続くのか不透明であるが、円安効果と海外市況が堅調であることが好材料となっている。