2014.04.01 のニュース
WTI続伸101.28ドル 3週間ぶりの高値
27日のNYMEXの原油先物相場は、米国内の需給引き締まり期待や堅調な米経済指標を受けて続伸した。WTIの中心限月5月物は前日終値比1.02ドル高の101.28ドルで終了した。中心限月の終値ベースでは、7日以来、約3週間ぶりの高値となった。
相場は終日買い地合いで推移した。米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した最新週の週報によると、原油在庫は米国全体では予想を上回る積み増しとなったものの、WTI原油の受け渡し拠点クッシングで8週連続して減少が続いている。
米商務省が朝方発表した2013年第4四半期(10~12月)の実質GDP(国内総生産)確報値が上方修正された。また、26日発表の新規失業保険申請件数が市場予想に反して減少、雇用情勢の回復基調が続いているとの見方が広がり、買いを促した。