日刊ニュース

2014.04.11 のニュース

ガソリン在庫176万klの低位 出荷は仮需要の反動で減少

ガソリン在庫(5日)は176万キロリットルで前週に比べると5万キロリットルの減、前年に比べると41万キロリットルの減となっている。30日~5日の生産は102万キロリットルで前週に比べ17万キロリットルの減、輸出は14万キロリットルあり、出荷は93万キロリットルとなった。前週は消費税増税の直前で出荷は113万キロリットルと大幅に増加したが、その反動で減少した。灯油在庫は126万キロリットルで前週に比べ7万キロリットルの増となったが、前年に比べると45万キロリットルの減となっている。なお、トッパーの能力は406万バーレル/日となり、前週に比べ設備処理で32万バーレル/日の減少となった。高度化法によりJX・室蘭、出光・徳山などの削減によるもの。稼働率は84%(前週は80・6%)へとアップした。石連週報(3月30日~4月5日)によると、ガソリン在庫は176万キロリットルで前週に比べ5万キロリットル減、灯油は126万キロリットルで7万キロリットルの増となったが、前年に比べると低位である。前週(23~29日)は、消費税増税前の仮需もあり、ガソリンは増産、出荷は113万キロリットルで110万キロリットルを超え大幅増となったが、その反動で今週は出荷減となった。
 3月末の仮需の発生で4月初旬の販売は減少することになるが、ここは我慢して需要回復を待つことになる。
 製品輸出はジェット燃料が21万キロリットル(前週は18万キロリットルと、軽油が30万キロリットル(19万キロリットル)で計51万キロリットル(37万キロリットル)となり50万キロリットルを超えた。ガソリンも14万キロリットル(-)と復活して好調となっている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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