2014.04.25 のニュース
WTT反落102.13ドル 2週間ぶりの安値
22日のNYMEXの原油先物相場は、米原油在庫の増加予想に圧迫され、4営業日ぶりに反落した。この日が最終取引日となったWTIの5月物は、前日終値比2.24ドル安の102.13ドルと中心限月の終値ペースで約2週問ぶりの低水準で終了した。6月物は1.90ドル安の101.75ドルで引けた。
米石油協会(API)、米エネルギー情報局(EIA)はそれぞれ今夕、23日午前に週報を発表する。18日までの1週間の国内原油在庫は3週連続で積み増しとなる見込み。一方、ガソリン在庫は減少が予想されている。投資家は在庫統計を前にポジション調整に動いたほか、5月物の納会で手じまい売りを出したもよう。
しかし、米不動産業者協会(NAR)が朝方発表した3月の中古住宅販売件数は前月比0.2%減の459万戸と市場予想を上回ったが、相場への影響はほとんどなかった。