2010.06.24 のニュース
WTIは80ドルに接近 中東原油も追随して値上がり
原油価格(WTI)は21日、77.82ドル/バーレルとなり、前日に比べると0.64ドル値上がりし、80ドルに接近してきた。人民元為替制度の弾力化で、アジア、欧州が株高となり、一時的には78.92ドルまで上昇した。
中東産原油も約1ドルの値上がりで追随しているが、5月初め頃は86ドル台、その後は急落して70ドルを割っていたが、再び80ドルに接近している。
天坊・石連会長は「原油価格は70~80ドルの範囲で推移するとみており、想定内の値動きである。ただ、原油が金融商品となり、実需とは関係なく大幅に変動することは問題である」と述べている。
原油価格の変動を受け、仕切価格は5月中旬から連続して値下がりとなったが、ここにきて連続して据え置きとなっている。ガソリン市況は、値下がりが続いたが、下げ止めから反転して、今後は値上がりとなりそうである。