日刊ニュース

2014.11.18 のニュース

原油、再下落が心配に ガソリン市況対策に影響

 原油価格が80ドル割れの再下落となり、東商取の先物市況もガソリンが70円/リットルと2円程度値下がりしてきた。販売業者は市況対策に取り組む方向にあるが、影響しそうである。
 原油下落も円安で相殺され、仕切価格は据え置きが続いたが、ここにきて原油は再落(WTIは74ドル/バーレルは77ドル)となっており、流動的となってきた。そのため国内の先物、業転市況への値動きも注目されている。
 末端市況が下げ過ぎとなり、市況対策に取り組む構えをみせているが、ここで原油が下落、先物などが値下がりすると、市況対策が難しくなってくる。
 仕切価格が据え置きで続き、円安が急であり、円安による仕切価格の値上げが見込まれたが、原油が再下落となると流れが変わってくる。
 原油、為替の見通しは難しいが、原油価格はOPEC総会が27日に開催されることになっており、総会を前にしての産油国間の対応も注目されるが、サウジが減産するのか否かがポイントとなる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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