日刊ニュース

2014.12.19 のニュース

WTI小反発55.93ドル 需給緩和懸念でほぼ横ばい

 16日のNYMEXの原油先物相場は、需給緩和懸念や外為相場などを背景に売り買いが交錯した後、ほぼ横ばいで取引を終えた。WTI1月物は、前日終値比0.02ドル高の55.93ドルで取引を終了した。
 原油相場は、この日発表された12月の中国製造業購買担当者景況指数、11月の米住宅着工件数がいずれも予想を下回ったことも原油を圧迫し、寄り付き前に一時53.60ドルと、5年7ヵ月ぶりの安値を付けた。
 寄り付き後に買い戻しが入り、相場は下げ幅を縮小。また、外為市場ではドル安が進行したため、ドル建ての原油は相対的な割安感からも買い支えられ、プラス圏に転じた。その後は、FOMCの金融政策発表やEIAの石油在庫週間統計を翌日に控えて模様眺めムードが広がり、前日終値を挟んで小動きとなった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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