2015.01.21 のニュース
WTI大幅反発48.69ドル IEA見通しを受け
週末16日のNYMEXの原油先物相場は、国際エネルギー機関(IEA)の月報で一部産油国の減産見通しが示されたため、供給過剰懸念の緩和から大幅反発した。WTIの中心限月2月物は前日終値比2.44ドル高の48.69ドルで終了した。
IEAはこの日、2015年の。OPEC非加盟国の産油量見通しを下方修正した。加盟国に減産の兆しがないことで需給懸念から売られてきた原油相場は、安ど感からの買いを集めた。
この日発表された米指標は強弱まちまち。14年12月の消費者物価指数は前月比0.4%低下し、6年ぶりの大幅低下となった。米連邦準備制度理事会(FRB)発表の12月の鉱工業生産指数は前月比0.1%低下し、予想も下回った。