日刊ニュース

2015.04.06 のニュース

SS過疎化対策協議会開催 地域に見合った対策を検討~年内には中間報告書まとめる~

第1回SS過疎地対策協議会は、2日に経済産業省で開催された。石連、全石連から委員が構成されており、今後のSS過疎地対策に係る当面の進め方、問題点などを指摘し、年内には中間報告を取りまとめることにした。冒頭、住田資源エネルギー庁資源・燃料部長は「SS過疎化は大きな問題となっているが、全国的な取り組みではなく、その地域の住民やその地域の事業者の話をよく聞いて対策をまとめたい。その結果、SS機能の見直し、アイディアなどが地域の活性化につながることを期待したい。また、実施に際して規制上の問題点があれば検討したい」と挨拶した。
 当面の会議の進め方と各関係者の検討項目を決めた。
 協議会メンバーにおける取組の進捗の共有及び相談窓口等を通じた具体的案件のフォローアップ等を行うとともにSS過疎地対策としての対応メニューの充実を図るため、半年に一度、定例の協議会を開催する。なお、必要な場合には随時開催する。
 具体的案件のフォローアップについては、協議会開催に先立って関係メンバー間で共有、対応方針等の協議・調整を行う。
 資源エネルギー庁の取り組みは、相談窓口等における相談件数、相談内容等、支援対象案件に係る具体的な対応及びその進捗状況(各関係メンバーとの調整を前提)、SS過疎地の多角的把握システムを用いた道路距離等に応じたSSの立地状況に係る墾に(平成27年夏~秋頃から開始)をまとめる。
 石油元売各社、JA全農は、SS過疎地に立地する販売子会社、系列SS、JASSに対する課題解決に向けた取組状況(経営指導、運営サポート等)、販売子会社、系列SS、JAS3からの要望、相談内容を担当する。
 石油連盟は、具体的な問題の発生状況、住民の購買・惶層動等、新技術等に関する検討会における検討を担当する。
 全石連は、各都道府県石油商業組合による取組状況、SS過疎地に立地する組合員SSからの要望・相談内容、SS過疎地に係る詳細実態調査の結果内容をまとめる(SS事業者の経営状況等)。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目22-3
TEL:03-3814-4728
FAX:03-3814-4745
ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE