2010.07.01 のニュース
WTI反落78.25ドル 中東産は上げで75ドル台
28日のWTI8月限は反落して78.25ドル/バーレルとなった。0.61ドルという小幅な値下がりで、3営業ぶりに値下がりした。
カリブ海発生熱帯性低気圧は、メキシコ湾岸原油生産地域の直撃はないとの見方が強まり、供給逼迫への警戒感が緩んだ。また、5月米個人消費支出増加幅は、前月比増と市場予測を上回ったが、支援材料としては力不足で景気回復基調の緩慢さが懸念された。
なお、中東産原油8月限は1ドル以上の値上がりで75ドル台へ、ブレントの7月限は小幅な値上がりで76ドル台となっている。