2010.07.06 のニュース
原油下落、末端市況への影響が心配 東工取の先物は4万円で推移
原油価格(WTI)は26日が78ドル/バーレルであったが、7月1日には72ドル台へと4日間で約5ドルの大幅下落となった。中東産原油も、WTIに連動して下落しており、71ドル台となっているため、国内の業転、末端市況への影響が注目される。
原油価格は、カリブ海で発生した熱帯性低気圧の発生で、メキシコ湾岸の生産設備を直撃するとの見方から、78ドル台に急騰、80ドル超えも見込まれていたが、その後はアメリカ経済指標の悪化で、株価が下落したのに連動して、原油も下落してきた。
東京工業品取引所の原油先物も、6月限の決着価格(1日)は4万236O円/KLとなり、4万円台の値動きとなっている。先物は、ガソリン、灯油も値下がりとなっている。