2011.01.24 のニュース
中東産 連続上げ93ドル台 ブレントも続伸で99ドル台
19日のシンガポールマーケット中東産原油3月限は、小幅な値上がりとなったが、93ドル/バーレル台半ばにとどまっている。先物も93ドル台となっているが、WTIを3ドル弱上回る高値を維持している。
ブレントの2月限は1ドル以内の続伸で98ドル台から再び99ドル台となり、100ドルに接近した高値を維持し、WTIや中東産を上回る高値となった。
WTI2月限は、0.52ドルの小幅な続落で90.86ドルとなったが、3月限は91ドル台、4月限が92ドル台となっている。
米国の住宅着工件数が前月比で減少し、市場予想からも下回ったことで、米景気回復の鈍さを意識させた。また、米株式相場が下落したことも、原油相場は売りが優勢となった。