日刊ニュース

2011.01.25 のニュース

WTI続落88.86ドル 中東産は反落も93ドル台

 20日のWTI2月限は大幅な続落で88.86ドル/バーレルとなった。前日は2日連続で小幅な値下がりとなったものの90ドル台を維持していたが、20日は2ドルの値下がりで88ドル台となっている。
 前週の11日には、1ドル以上の大幅な値上がりで一気に91.11ドルとなり、その後は1ドル以内の小幅な上げ下げを繰り返し、5営業日連続で90ドルを超えていたが、一気に88ドル台まで下降した。
 シンガポールマーケットの中東産原油3月限は、1ドル以内の小幅な反落となったものの、93ドル台にとどまっている。これで、93ドル台を7営業日続けている。
 ブレントの2月限は、前日、再び99ドル台となり、100ドルに接近した高値となっていたが、3ドル以上の大幅な値下がりで96ドル台となった。それでもWTIや中東産を上回る高値か続けている。
 WTIは、米国エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計で、原油が前週比260万バーレル増、ガソリン、中間留分も増加となったことが圧迫材料となったが、さらに、中国の追加金融引き締め観測の高まりも、原油相場を下押しし、約2週間ぶりの安値となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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