日刊ニュース

2011.01.27 のニュース

レギュラーガソリン全国平均 137.8円、0.7円上昇 石油製品市況週動向調査

石油情報センターによる二十四日時点の石油製品市況週動向調査(資源エネルギー庁委託)によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は一リットル百三十七.八円で、前週比〇.七円上昇した。ハ週連続で値上がりする中、前週まで三週続いた一円以上の上昇は途切れた。ハイオクも〇.七円上がって一リットル百四十八.六円と百五十円に迫った。前週一.三円上がった軽油も引き続き上昇したが、上げ幅は前週の半分以下の〇.六円にとどまった,十八リットル売り灯油は店頭、配達ともに前週比十七円上がって、店頭が千五百二十三円、配達が千六百三十七円だった。
 レギュラーガソリンとハイオクは昨年十二月二十九日時点調査からハ週連続で上がり、それぞれトータルで五.五円上昇、九連続いて上昇している灯油は同五.七円上がった。灯油も九週続いた値上がりで、店頭がトータル百三十六円、配達が同百三十二円それぞれ上がっている。
 ガソリン、軽油、灯油ともに一月下旬になり上昇幅を縮小しているが、ガソリンは下落した北海道、富山、前週価格の据え置きとなった香川を除くと、全国四十四都道府県で価格は上昇した。高知で百三十六.三円から百四十一.〇円まで四.七円一挙に上がったほか、全国十四の県で一円以上の上昇となった。首都圏の一都六県では、一円以上の上昇は神奈川一県にとどまったが、ほかでは東京の○.六円を最大として、千葉の〇.三円を最小に価格は上がった。
 全国平均が九週続いて上昇する中、首都圏では各地区ごとの市況は上げ下げしながらトータルでは上昇しており、九週の上げ幅がもっとも大きいのは神奈川の六.七円、最小が千葉の四.二円となっている。全国平均の上げ幅五.五円を超えたのは神奈川のほか群馬の五.七円のみ。近畿圈でが滋賀のー.六円を最大に、福井、兵庫、和歌山で一円以上上がり、大阪、京都、奈良では〇.七円(大阪)から〇.四円(京都・奈良)の幅で上昇した。

提供元:株式会社 油業報知新聞社
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