満タンねっと.com

ＷＴＩ続落８６．１９ドル 中東産は反落も９２ドル前後

２５日のＷＴ１３月限は大幅な続落で８６．１９ドル／リットルとなった。６営業日連続の値下がりとなり１１～１４日の９１ドル台から８６台まで、一気に５ドル以上の値下がりとなっている。
　シンガポールマーケットの中東産原油３月限は、１ドル前後の反落となったものの、９２ドル前後にとどまっている。また、プレントも２ドル以上の大幅な値下がりとなったが、それでも９５ドル台となっている。
　ＷＴＩは、この日発表されたイギリスの１０年第４四半期実質ＧＤＰ（速報値）が、予想外のマイナス成長となったことや、インド準備銀行（中央銀行）が同日開催した政策決定会合で、主要政策金利を引き上げたことが、世界経済の回復に新たな懸念をもたらし、原油の売りを加速させた。