日刊ニュース

2011.02.01 のニュース

販売業者 ガソリン値上げ狙うが WTI下落で様子待ちも

原油価格は、WTIが値下がりしているが、ブレント、中東産は高値で推移しており、この状況がいつまで続くのか、販売業者サイドは、ガソリンの末端市況対策に苦慮している。
 首都圏ではボトム134円/Lを確保しつつあり、引き続き136円以上に引き上げることを狙っているが、今後は140円相場を狙うことになる。しかし、業転、先物市況は59円で、安定して推移しているため、一部では様子待ちとなりそうである。
 仕切価格は119円、消費税込みでは125円となり、これにマージンを10円加算すると135円、15円加算すると140円となるため、マージンは確保したが、ユーザーからの反発も予想されるため、今は微妙な状況にある。
 マージンは15円以上が必要であるため、140円相場を狙いたいところであるが、石油情報センターの週動向調査では、神奈川が138円となっている。すでに140円相場のところもあるが、街道沿いSSでは対応が難しいようである。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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