2011.02.02 のニュース
WTI 反発で89.34ドル 中東産は続伸も93ドル台
28日のWTI3月限は大幅な反発で89.34ドル/バーレルとなった。前日は1.69ドルの値下がりで85.64ドルとなっていたが、一気に3.70ドルの大幅な値上がりとなっている。
シンガポールマーケットの中東産原油3月限は、小幅な続伸となったものの、93ドル台にとどまっている。また、ブレントも小幅な値上がりとなったものの97ドル台にとどまっている。
WTIは、昨年の第4半期の米国実質GDP速報値が前期を上回る伸び率となり、6四半期連続のプラス成長となったことを受けて、原油相場では買いが進んだ。また、エジプトの反政府デモ拡大の懸念、中東情勢全般への懸念も原油相場を押し上げる材料となり、一本調子で大幅に値を伸ばした。