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ＷＴＩ続伸９２．１９ドル　中東産も上けで９４ドル台

３１日のＷＴＩ３月限は大幅な続伸で９２．１９ドル／バーレルとなった。前日は３．７０ドルの値上がりで８９．３４ドルとなっていたが、さらに２．８５ドルの値上がりで、一気に９２ドルを突破し、約２年４ヵ月ぶりの高値となっている。
　シンガポールマーケットの中東産原油３月限も１ドル以上の値上がりで９４ドル台となった。また、ブレントも値上がりし９９ドル台となったが、３月限、４月限は１００ドルを超えている。
　ＷＴＩは、エジプトで続く反政府デモを受け、スエズ湾から地中海を結ぶパイプラインを含む港湾業務の遅延に対する懸念が強まり、大幅な上昇となった。また、周辺産油国への影響による供給逼迫懸念や、対ユーロでのドル安も買い材料となった。