日刊ニュース

2011.02.03 のニュース

経産省 石油統計速報 ―22年分― ガソリン5839万KLで1.4%増 燃料油販売は1.6%の増加

経済産業省が発表した平成22年(12ヵ月)分のガソリン販売量は5839万KLで、前年比1.4%増となった。重油以外の油種がプラスとなり、燃料油合計は1億9667万KLで1.6%増となった。
 ガソリン以外をみると、軽油は3273万KLで1.5%増、灯油が2025万KLで0.7%増、重油計は3249万KLで3.8%減、ジェット燃料油は543万KLで1.7%増、ナフサが4738万KLで6.5%増となった。重油のみが減販で、A重油は1562万KLで3.6%減、B・C重油が1687万KLで4.0%減となった。
 燃料油の輸出は3019万KLで9.7%減となったが、ガソリン、A重油、ジェット燃料油がプラスとなった。ガソリンは227万KLで123.9%の大幅増、A重油が71万KLで13.7%増、ジェット燃料油は864万KLで4.5%増となっている。
 輸出数量が最も多い軽油は1101万KLで8.4%減、灯油が22万KLで37.4%の大幅減、B・C重油は733万KLで12.7%減となった。
 なお、原油の輸入合計は2億1535万KLで1.6%増、中東の合計が1億8626万KLで2.1%減となり、その結果、中東のシェアは86.5%となり、前年を下回った。
 その他の地域は各10%以上の増加となったが、特にロシアが62.8%の大幅増となったことで、欧州は57.5%増となった。 

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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