2011.02.10 のニュース
原油CIF 1月中旬4万7752円 上旬比145円の値上がり
財務省発表の「貿易統計」から石油連盟がまとめた「原油CIF旬間速報」によると、1月中旬の価格は4万7752円/KLとなり、上旬より145円の値上がりとなった。
上旬・中旬の平均は4万7708円で、12月平均の45164円に比べ2544円の値上がりとなり、5月下旬以来の高値となっている。
ドルベースは、上旬が90.80ドル/バーレルで12月下旬より4.39ドルの大幅値上がり、中旬は92.03ドルで上旬に比べ1.23ドルの値上がりとなった。上・中旬の平均91.61ドルは12月平均の85.90ドルに比べ5.71ドルの大幅な値上がりとなった。
しかし、上・中旬平均の為替レートが82.79円/ドルとなり、12月平均の83.59円より0.80円の円高となったことで、ドルベースの値上がり幅に比べて、CIFの値上がりはやや小幅にとどまっている。
CIFは5月下旬(4.9万円台)以来の高値となったが、その時は84.66ドルであった。しかし、為替が92.62円の円安であったためで、1月中旬は5月下旬よりも円高となっていたため、CIFは4.7万円台にとどまっている。