日刊ニュース

2011.02.15 のニュース

中東産 続伸96ドル台 ブレント反発100ドル超え

9日のシンガポールマーケット中東産原油4月限は、前日(8日)より1ドル以内の値上がりとなり、96ドル/バーレル台後半となった。先物のうち6月限は97ドル台となり、先高で推移している。
 ブレントの3月限は、前日には100ドル台から99ドル台へと値を下げていたが、反発して再び100ドル台となった。
 一方、NYNEXのWTI3月限は5営業日連続の値下がりで86.71ドルとなったが、4月限は90ドル台、5月限が93ドル台となり、大幅な先高となっている。
 WTIは、米国エネルギー情報局発表の週間在庫統計が、原油は190万バーレル、ガソリンが470万バーレル、中間留分は30万バーレル、それぞれ増加したものの、市場の予想を下回ったため、原油の相場は値を下げた。
 また、ガソリンの在庫水準は、足元の天候不順による需要減から、約20年ぶりの高水準にあり、これも原油値下がりの要因となった。1月27日の85.64ドルに次ぐ低水準となっている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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