日刊ニュース

2011.02.16 のニュース

中東産 横ばいも97ドル台 WTI反落し85.57ドル

 11日のシンガポールマーケットの中東産原油4月限は、ほぼ横ばいとなったものの、前日の97ドル/バーレル台を維持したままとなり、WTIを10ドル以上も上回る高値を、依然として維持し続けている。
 WTIの3月限は、15ドルの反落で85.58ドルとなったが、4月限が89ドル台、5月限は92ドル台という先高となっている。
 ブレントの3月限は1ドル以下の反落となったものの、依然として100ドルを超える高値で、4月限や5月限は101ドル台にとどまり、先高で推移している。
 WTIは、エジプトのムバラク大統領辞任を受けて、スエズ運河やパイプラインを通じた石油供給に支障をきたすとの懸念が後退したことや、前日に続き、ドルが対ユーロで上昇したことを材料に、売りが優勢となり、約2ヵ月半ぶりの安値となった。
 石油産業活性化センター(PEC)は、経済産業省から委託された石油関連技術情報センター整備事業の一環として技術交流会議を行っているが、本年度も、中国石油学会及び韓国石油管理院との3者共催で、「第4回日中韓石油技術会議」を22~23日に、学術総合センターで開催する。テーマは「石油精製、燃料品質、再生可能燃料に係る最新技術」で、省エネ、代替エネ、触媒技術等を取り上げる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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