2011.03.01 のニュース
中東産続伸112ドル前後 WTIは反落し97.28ドル
24日のシンガポールマーケット中東産原油4月限は、続伸して112ドル/バーレル前後となった。一気に7ドル以上の大幅な値上がりとなったもので、WTIを約15ドルも上回る高価となっている。
WTIの4月限は0.82ドルの反落で97.28ドルとなり、ブレントの3月限は3ドル以上の大幅な続伸となり、113ドル台の高値となった。
WTIは、リビア石油会社の操業停止や生産縮小の報道から、時間外取引では一時103ドル台まで上伸したが、米政府関係者の「米国や国際社会は、原油の供給停滞に対応できる」という発言や、サウジがリビアの供給減少分を補うため、欧州石油各社と協議しているとの報を受け、逼迫懸念が後退、3営業日ぶりに下落した。