日刊ニュース

2011.03.10 のニュース

WTI続騰105.44ドル 中東産も続伸で111ドル台

 7日のWTI4月限は続騰して105.44ドル/バーレルとなった。前週末の4日に比べ1.02ドルの大幅な値上がりとなり、約2年半ぶりの高値となっている。5月限は106ドル台、6月限が107ドル台となり、先高で推移している。
 中東産原油の5月限は、1ドル以内の続伸で111ドル台後半となった。4営業日連続の値上がりとなっているが、WTIのように先導はなく、7月限は110ドル台と、先安となっている。
 ブレントの4月限2営業日連続しての値上がりで、前日比1ドル以下の値上がりとなり116ドル台となっているが、先物は横ばいとなっているが、先物は横ばいとなっている。
 WTIは、リビア国内の衝突激化や、中東・北アフリカの他の産油国への騒乱波及による供給懸念により、早朝には一時106.95ドルまで値を伸ばす場面もみられた。しかし、通常取引開始後は手仕舞い売りが膨らみ、値を下げたものの、終値では08年9月以来の高値を更新した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目22-3
TEL:03-3814-4728
FAX:03-3814-4745
ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE