2011.03.17 のニュース
WTI横ばい101.19ドル 中東産大幅続落106ドル台
14日のWTI4月限は横ばいで101.19ドル/バーレルとなった。前日に比べわずか0.03ドルの小幅な値上がりとなり、ほぼ横ばいといえる状況で推移している。
一方、中東産原油の5月限は、大幅な続落で106ドル台となった。ブレントの4月限は前日比値下がりで113ドル台となっている。
WTIは、日本で発生した大地震の影響による電カ不足の対応策として、日本国内の工場が相次いで生産を休止、エネルギー需要減退に対する懸念から、原油相場は朝方から軟調にスタートした。
しかしその後、中東の政情混乱を背景とした需給逼迫懸念が再燃、終日売り買いが交錯し、結果的には小幅な値上がりで終了した。
なお、ブレントは、世界経済の先行き懸念が根強くあるため、前週からは続落となっている。