2011.03.25 のニュース
WTI104ドルへへ続伸 中東産続落も108ドル台
22日のWTI4月限は大幅な値上がりで104ドル/バーレルとなった。前日に比べ1.67ドルの続伸で104.00ドルとなっている。先物の6月限は105ドル台と先高で推移している。
一方、中東産原油の5月限は1ドル以下の小幅な値下がりとなったが、それでも108ドル台にとどまっている。先物も小幅な値動きで108ドル台となっている。
ブレントの4月限は1ドル以内の続伸で115ドル台半ばとなり、4営業日連続値上がりして、9日の高値水準とほぼ同値となった。5月限、6月限は小幅な先高となり、116ドル台で推移している。
WTIは、朝方は利食い売りが先行したものの、その後は多国籍軍が空爆しているリビアをはじめとした中東・北アフリカ情勢の不透明感が、引き続き原油供給の先行き不安を誘ったことが値を上げた。