2011.04.19 のニュース
WTI続伸108.11ドル 中東産は反発し108.11台
14日のWTI5月限は続伸して108ドル/バーレル台まで値上がりした。前日より1ドルの値上がりで108.11となった。2日連続の値上がりとなっている。
一方、中東産原油6月限は2ドル弱の大幅な値上がりで116ドル台となり、2日前の水準に逆戻りりしているが、8月限は115ドル台となっている。
ブレントの5月限は1ドル以内の小幅な続伸で122ドル台後半となった。先物は小幅ではあるが先安で推移している。
WTIは、サウジアラビアが、リビアからの供給混乱に対応して導入した軽質原油を主として、今月の生産量を減らしている可能性があるとの報道を受け、買いが先行した。
また、米国雇用情勢の停滞を示す指標(新規の失業保険申請件数が前週比増加)を受けて、ドル安が対ユーロで進んだことも影響し、原油相場は上昇した。