2011.04.20 のニュース
WTI続伸109.66ドル 中東産は反落し115ドル台
15日のWTI5月限は続伸して109ドル/バーレル台まで値上がりした。前日より1.55ドルの値上がりで109.66ドルとなった。3日連続の値上がりとなった。
一方、中東産原油6月限は1ドル以内の値下がりで115ドル台となったが、それでもWTIを約6ドルも上回る高値を維持した。
ブレントの5月限は1ドル以上の大幅な続伸で123ドル台後半となったが、先物は小幅ではあるが先安で推移している。
WTIは、4月の米国消費者態度指数(速報値)と、3月の米国鉱工業生産指数が、ともに前月から上昇し、米国の景気は順調に回復しているとの見方が拡がり、原油に買いが膨らんだ。
また、シリアやイエメンなどで、反政府デモが発生したどの情報もあり、原油買いを呼び込む一因となっている。